フラメンコ

スポ根


今までの人生に全く関係なかった言葉を思い浮かべています。
スポ根。
見たまんまスポーツと根性から来ている言葉なので、フラメンコに当てはめていいのかどうか迷うところですが。スポーツはともかく根性。
ないことがウリみたいな生活を送ってきたのにねえ。

先週からフラメンコのスタジオに通っています。
今までスポーツクラブのカルチャー教室のノリでのんびり続けていた自分にはなにもかもが刺激的で戦々恐々としています。
端的に言うと、あれもこれも出来ない90分、です。
30人くらいいる生徒の中で、明らかに自分だけが出来ていないことがあって、というかほとんどがそうで、本当にこのクラスに出ていいのかとか?だけじゃなくて、柄にもなく、周りに迷惑かけてていいのかな?とか弱気になって、そんなこと一瞬でも思うなら通うなよ、お前やればできるだろ?みたいな強気な気持ち、というか意地も顔をみせたり、もうよくわかりません。

しょぼーんと駅まで歩く帰り道、なぜか頭の中で「エースをねらえ!」の主題歌が流れたりして、おまえいくつだよ!?と冷静に突っ込んだりもしています。そんなところはいつも通り。
というかね、フラメンコで「唇に 薔薇の花びら 私は飛ぼう 白いボールになって」は絶対おかしいのよ(テニスでもおかしいよ…)。そもそもスポ根ドラマみたいな境遇じゃまったくないしね。トレンチコート着た謎のコーチとか、陰湿で怖い先輩集団とか1人もいません。(当たり前だよ)

とりあえずしばらくは根性だー気合いだー根性だ-気合いだーと言い聞かせて通おうと思います。
どうしても辛いとか大変とかそういうことばっかりを真っ先に伝えてしまうダメな人なのですけどね、すごく楽しいのもまた事実、なので。

ひとり上映会

先日のアニフェリアのDVDが届いたので自宅のMacでひとりこっそり上映会。
アニフェリアのDVD、といっても肖像権の関係とかなんとか(詳しく知りません)で、オープニングとエンディングのセビジャーナスしかはいっていません。


オープニング。
リハーサルでも本番でも舞台袖から見ていた鈴木敬子さんのセビジャーナスをやっと正面から見ることが出来て満足。しっとりと色っぽい大人なセビジャーナスですね。
で、その後に130人の極彩色の花畑のようなセビジャーナス。
舞台全体を映しつつ、アップで端から端まで流している映像も画面上に映しつつ、という感じの編集。
自分が映っているのも確認したわけですが、あれだけ腰がひけていて胸だけ反ったら腰痛になるよね、とか、手がドラえもんみたいだよ、とか色々見られたくない(特に先生には)出来でした。ああ。
楽しそうに踊っていたのだけがせめてもの救いなのでしょうかね。

で、怒濤のオープニングの後は、生演奏&プロの踊り手さんたちが最前列で存分に魅せてくれるエンディングのセビジャーナスの映像。
あーそんなさらっと流さないでお一人ずつ1曲分ずつアップで映してよー、と心の叫びがもれる素敵なセビジャーナス。既に衣装から普通の服に着替えて踊っている方が多かったのですが、やっぱ衣装じゃないよね「華」っていうのは、などと当たり前のことを痛感しつつ、満喫させて頂きました。
好みはそれぞれあるんだろうけど、どの方のセビジャーナスも独自の味付けがあって見どころ満載でした。やっぱりお一人分ずつじっくり見させて欲しかったです。

セビジャーナスはまた誰かと一緒に踊る機会があればいいなあ。

無意識なので


というのは全然言い訳にならないなあと、そもそも誰にどうして言い訳したいのだ、とひとりもだえる帰り道。いや、普通にまっすぐ黙って歩いてますけど。

フラメンコを始めたことで肩の関節と足首が妙に柔らかいことがわかって、だから練習中に他のメンバーと違う注意を受けることが結構ある。
腕が前に出てこないように、開いて後ろに引いて、と注意されているところでひとりだけ「引きすぎないで、耳の横で止めて」と注意されたり、膝を開いてそれに合わせて足首も開いてるところで「足首開きすぎ、止めて」と注意されたり。(膝の開きよりつま先が沢山開いているのはヘン)

柔らかいのは長い目で見たら強みになると先生はいってくれるし、自分にも言い聞かせてるのだけど、他の人はやらない「ダメ動作」を多く生み出すという点で今のところはただの欠点。無意識にやったらそうなる、というのなら意識して直すしかないのだけど、まあ見事に意識は飛んで、毎度毎度同じ注意を受ける始末。
毎々注意してもらえるのはありがたいと思いつつ、毎々そんな動きしか出来ないことに凹んだりもするのだけど。


そんな時にアニフェリアのDVDが出来たと手渡されるわけです。
楽しみなような怖いようななんともいえない感じ。

アニフェリア

朝起きたら暗い空にしっかりと雨。
うわーテンション上がんない天気だなー、と思いつつおでこ全開のおだんごヘアを自宅でせっせと作り、2泊旅行くらいの荷物に膨らんだバッグを持って中野に。

バイレの祭典、と銘打たれた今年のアニフェリア。
オープニングでアナウンスされたように、プロ、アマ、年齢や性別、国籍を超えてフラメンコが好きだ!という人が集まったお祭りのような舞台です。
私はオープニングでセビジャーナスを踊る131人の1人だったわけで、個々のプログラムを踊るグループやソロの人たちに比べたら緊張している隙なんてないよ、くらいの時間しか踊らなかったのですが、リハーサルは相当緊張しました。なにより131人、狭くてぶつかりまくるし、2曲目で照明が明るくなるととにかく暑い。

でも、なにがなんだかわからずがーっと緊張してリハが終わったせいで、本番は逆にちょっと落ち着きました。とはいえ横の人だけじゃなくてパレハの相手にもぶつかっていったし、1曲目の4番の真ん中のふりがすかっと抜けたり、最後のポーズで手がちゃんと上がってなかったり出来は散々。

img20070507.jpgしかしね、すごく楽しかった。
他の出演者の素晴らしい踊りも見られたし、ますます「もっと踊りたい!!」気分になってきました。
これを期にスタジオに見学に行ってみようかな、などと野望は広がっています。かといって今のクラスは先生もメンバーも好きで辞めたいわけじゃないし、とか考え出すとなかなか悩ましい問題ではあるのですが。

写真は見に来てくれた方に頂いたお花。
家に戻ってきて包みを開けたらなんとパフェグラスに飾られた大輪のカーネーションでした。真っ赤なストローが刺さっているのも素敵。
連休最終日の夕方、酷い天気の中見に来て頂いて、あまつさえ差し入れもして下さった方々、こんなところでなんですが改めてお礼を申し上げます。

次があったら今度は「大きい水玉」で「もっと派手」な衣装で踊れるようがんばります。

セビジャーナス・合同リハーサル


6日のアニフェリアで踊るセビジャーナスの合同リハーサルに参加するため昼から恵比寿へ。
100人以上、とは聞いていたのですが実際集まってみるとすごい人、人。
相当広いスタジオだったものの、さすがに全員が一斉に踊れる余裕はなく、それぞれの位置確認をした後は半分に分かれて2曲を通して踊る練習。

色々なスタジオから集まってきているので、同じ曲を踊っていてもそれぞれが結構違う振り付けで踊っています。それでも全然おかしくないし、他の人の素敵なふりを見てこっそり真似しようとしてみたり、しなやかに色っぽく踊る人に目が釘付けになったり。
いや、もうめちゃくちゃ楽しい音符です。

同じグループに赤い髪で人間じゃない瞳孔のコンタクト(黒目が点みたいに小さい)をつけて、全身ヒョウ柄のタイツ?みたいな格好の男性がいて、でもセビジャーナスは大体みんな派手な格好なので実は目立たない?などと思っていたのですが、他のグループの人たちからはものすごい見られていました(というかばしゃばしゃ携帯写真撮られてました…)。話すとすっごい気さくなお兄さんなんですけど。
で、ずっと一緒のクラスで習ってきたMさんが彼と組んでいて、踊りの打ち合わせというかこうしてああして、みたいなことを話しているがよく聞こえるのですが、すごい熱心。フラメンコを踊ることでやりたいこと、表現したいことがどんどん出てくるんだなあと、聞いてるこっちもどんな踊りを見せてくれるんだろとうきうきしてました。本番は彼らのペアの踊りは見えないんだろうけどな。残念。
とはいえ一緒に踊るとなったらその勢いに間違いなく気圧されそうですが。。。

本番まであと一週間。
指導して下さっている鈴木敬子先生が、目一杯自分の個性を出して、とおっしゃっていたのを励みに、楽しく自分らしく(ちゃんと相手のことを考えろ・笑)踊れたらいいなあと思っております。
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